課題のクエリーと追跡

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課題データベースのクエリーについて

IssueZilla クエリー・フォームを使うと、プロジェクトの課題データベースから課題のサブセットを呼び出すことができます。 オプションを選択しなかった場合は、指定されている既定値がクエリーに含まれます。 たとえば、オプションを全く設定しないでクエリーをサブミットすると、「新規」、「開始済み」、「再開」のステータスを持つすべてのプロジェクト課題が返されます。 オプションを選択したり、クエリー・フォームのフィールドで情報を入力して、クエリー結果を絞り込みことができます。 ブックマーク・ファイルに、結果のリストを保存しておくことができます。 また、クエリーの設定を保存して、後で再利用することもできます。

課題のクエリー選択フィールド

クエリーの結果を絞り込むために利用できるフィールドは、次のとおりです。

タイプ
タスク、バグ、機能、改善のいずれかの課題分類です。
コンポーネント
検索しようとしている課題に関連付けられているプロジェクトの一部です。 コンポーネントまたはサブコンポーネントを選択しなかった場合、クエリーはプロジェクトの全課題を検索します。
サブ・コンポーネント
前のフィールドで選択したコンポーネントのサブセットです。 サブコンポーネントを選択しなかった場合、クエリーはコンポーネントの全課題を検索します。
ステータス
このフィールドの既定値は、新規、開始済み、再開です。 未確認、解決済み、確認済み、処理済みの課題を検索する場合は、このフィールドを適切なステータスに変更してください。
処理方法
解決済み、確認済み、処理済みステータスを持つ課題の分類です。 解決された全課題には、これらののうちいずれかを割り当てなければなりません。
優先度
次のスケールを使って、重要度のランクによって課題を検索します。 P1 は優先度が最も高い課題で、早急な解決が必要なものです。P5 は優先度が最も低い課題です。
プラットフォーム
課題に関連付けられたコンピュータのタイプです。 このフィールドは、バグの検索を行う場合に最も重要です。 ほかの課題タイプを検索する場合は、このフィールドを選択する必要がない場合もあります。
OS
課題に関連付けられたオペレーティング・システムのタイプです。 バグ以外の課題タイプを検索する場合は、このフィールドを選択する必要がない場合もあります。
バージョン
この課題に関連付けられているソフトウェアのリリースです。 このフィールドを選択しないままにしておくと、選択したプロジェクトまたはコンポーネントの全バージョンが検索されます。
ターゲット・マイルストーン
プロジェクトにターゲット・マイルストーンがある場合は、異なるマイルストーンを持つ課題を検索できます。 マイルストーンは、通常特定の機能やバージョン全体の作業が完了する日付になります。
E-Mail
担当者、報告者、品質管理担当者、Cc リスト、または追加コメントにある E-Mail・アドレスによって課題を検索できます。 重複フィールドを使うと、この条件を基にしてクエリーをさらに微調整することができます。E-Mail・アドレスに関連付けられた課題を検索するには、次のステップに従います。
  • テキスト・フィールドに E-Mail・アドレスの一部を入力します。
  • その E-Mail・アドレスに関連して検索するフィールドを選択します。

2 つ目のフィールドを使うと、2 つの異なる E-Mail・アドレスを検索できます。 両方のフィールドに E-Mail・アドレスを指定すると、両方の E-Mail・アドレスを持つ課題のみがクエリーの結果として返されます。 たとえば、「Ralph が作成」し「Fred に割り当て」られている課題を検索する場合に便利です。

ドロップダウン・メニューを使って、大文字小文字の区別を付けた部分文字列、大文字小文字の区別を付けた正規表現、指定した E-Mailとの完全一致を行うかどうかを指定することもできます。

  • 追加の入力フィールドを使うと、課題番号、変更日付、投票の数、フィールド値の変更によってクエリーをさらに絞り込むことができます。
  • 要約は、レポートやクエリー結果の既定で使用される 1 行の課題の簡単な説明です。
  • 説明エントリを使うと、より長い詳細な課題についての説明からの文字列で検索できます。
  • URL は、可能な場合に課題に関連付けられている Web ページの場所によって検索できます。
  • ステータスメモは、プロジェクトのオーナ (または IssueZilla で管理者権限を持つユーザ) によって定義されるフィールドです。 このフィールドによる検索の入力値は、特定のプロジェクトでステータスメモがどのように使用されているかによって異なります。

    付属しているフィールドに提供されているオプション以外の独自のクエリー・スキームを作成したい場合は、ブール式クエリーの設定を行うことができます。

クエリー結果のソートおよびカスタマイズ

クエリーをサブミットする前に、課題番号、重要度、担当者による並べ替えを選択できます。 IssueZilla のログイン・セッション中にクエリーをサブミットすると、「最後のクエリーと同じ並べ替えを使う」オプションが利用できます。

クエリーの結果が表示されたら、カラムの見出しのいずれかをクリックして、そのカラム内に表示されている結果を並べ替えることができます。

クエリーの結果ページの下部にあるリンクを使用すると、次のことも実行できます。

クエリー結果に各課題のターゲット・マイルストーンを追加するには、次のステップに従います (特定の課題にリリースが予定されている場合はこれを行ってください)。

  1. クエリーを実行します (または [割り当てられた課題の表示] をクリックします)。
  2. 下部の [カラムの変更] リンクをクリックします。
  3. [ターゲット・マイルストーン] チェック・ボックスをクリックします。
  4. サブミットします。

ログイン・セッションはクッキーをベースにしているため、ターゲット・マイルストーンのカラムには、その結果生じたクエリーがすべて含まれます。 このチェックボックスの選択を変更することにより、クエリーの結果をいつでもカスタマイズできます。

保存されているクエリー条件

特定の課題を検索する複雑なクエリーを設定したら、再利用できるようにカスタム・クエリーを IssueZilla で保存します。 [クエリーのサブミット] ボタンのすぐ上にあるオプションを使って特有の名前で最新のクエリーを保存しておくと、IssueZilla にログインしたときにいつでも再利用できるようになります。 ログイン・セッション中にクエリー・ページを読み込む場合の既定・クエリーを変更したり、リセットすることもできます。

クエリー・ページのフッターにカスタマイズして名前を付けたクエリーを含めるには、IssueZilla のいずれかのページで [プリファレンスの編集] リンクをクリックしてから [ページのフッター] リンクを選択します。 名前を付けて保存した全クエリーには、全ページまたはクエリー・ページのみに含めるかどうかを選択するオプションがあります。

担当者を使った課題追跡

自分に割り当てられているプロジェクト課題のリストを表示するには、課題追跡ページにある [自分の課題] リンクをクリックします。

IssueZilla を実行すると、2 つ目の [課題追跡] ツールバーにある [自分の課題] リンクをクリックすることもできます。

ほかのメンバーに割り当てられている課題を表示するには、次の 2 つのオプションがあります。

ユーザ名を使ってレポートを生成し、プロジェクトのメンバーを名前とそのメンバーに割り当てられているプロジェクト課題を一覧表示するページを作成することもできます。

クエリー・フィールドにてサポートされていないクエリーの実行

URL を基にしたクエリーを構築する課題のリスト・スクリプトを使って、クエリー・フォームではサポートされていない検索を実行することができます。 これらのクエリーのほかの条件を追加できます。

たとえば、X プラットフォームの課題でユーザ「jwz」に割り当てられている全課題を表示する場合は、まずユーザ「jwz」に割り当てられている全課題を検索してから、[場所] ボックスの URL に「&rep_platform=X-Windows」を追加して編集します。

サポートされていない検索に使用できるフィールド名は次のとおりです。

ブラウザについて

IssueZilla は、Netscape による非標準の拡張機能をいくつか使用するため、Lynx が .cgi の結果をキャッシュする場合があります。 Ctrl - R キーを押して、画面を再度読み込んで更新します。