ブール式の使用

IssueZilla のクエリー・ページでは、課題データベースのすべてのフィールドについて検索パラメータを定義することができます。これらのフィールドのうち特定の値セットに検索を制限するには、ページの下部にある「ブール式」を使用できます。

各ブール式には、1 つまたは複数の条件を含めることができます。条件は、検索の条件とその取り扱い方法を決定するフィールド/値の組み合わせおよび AND または OR のブール式オペレータから構成されます。

条件を定義するには、それぞれのプルダウン・ボックスからアイテムを選択してフィールドと一致の種類を指定し、データ・フィールドに値を入力します。たとえば、最初のプルダウン・ボックスから課題番号および次のプルダウン・ボックスで等しいを選択し、データ・フィールドに 001 を入力すると、検索結果には課題番号 001 だけが表示されます。

ブール式オペレータの AND ボタンと OR ボタンを使用すると、複数の条件を使って検索を行うことができます。

AND ボタンをクリックすると、新しい条件を定義することができ、両方の条件に一致した課題が検索結果に表示されます。

OR ボタンをクリックすると、新しい条件を定義することができ、いずれかの条件に一致した課題が検索結果に表示されます。

条件を設定した後でさらに AND または OR ボタンをクリックし、条件をいくつでも追加することができます。 1 つのクエリーで ANDOR を両方使用することもできます。 OR で区切られた条件は、1 つの構文として扱われます。 AND で区切られた条件は、別々の構文として扱われます。 たとえば、新規 または 承認待ち ステータスを持つすべての P1 および P2 の課題を検索することができます。 この場合のブール式は次のようになります。

ステータスを「新規」OR「承認待ち」に設定します。

AND

優先度を「P2」OR「P1」に設定します。

[別のブール式の追加] ボタンを使うと、1 つの課題に関連付けられた複数のエントリを持つフィールドの複数のインスタンスを検索できます。たとえば、全変更日の一致タイプと IssuesThisDependsOnCommentsCC などのフィールドは、1 つの課題で複数のエントリを持つことができます。 1 つのフィールドを参照する複数の条件を指定する場合、条件を異なるブール式で指定しない限りつねに同じインスタンスが返されます。

たとえば、「優先度」が「P5」に変更された And 「優先度」が「person@addr」により変更された課題を検索する場合は、「person@addr」が優先度を P5 に変更した課題だけが検索結果に含まれます。 ただし、person@addr が優先度を変更した全課題と優先度がいずれかのユーザによって P5 に変更された全課題を検索する場合は、次のように 2 つの条件を異なるブール式で指定します。

person@addr よって変更された優先度

P5 に変更された優先度