ドメイン管理用のヘルプ

プロジェクトデータベースの使用

開発プロセスの途中で、コードのテストを行う必要が発生することが頻繁にあります。 プロジェクトのオーナは、MySQL データベースをプロジェクトに接続することができます。 この機能により、プロジェクトのオーナは、プロジェクトのメンバーが使用できるようにテスト・データベースを管理できます。 MySQL のインターフェースを使って、プロジェクトのオーナがニーズに合わせてユーザにアクセス権を与えることができます。 プロジェクトの開発者は、この機能をアプリケーションの作成やテストベッドとして使用できます。 プロジェクト・データベースは、プロジェクトのメンバーに便利な機能です。 データベースのスキーマは、セキュリティにより変更することはできません。 プロジェクトのメンバーは、テーブルへのデータの追加やテーブルからのデータの削除を行うことができますが、テーブルを操作することはできません。 さらに、コア・プロジェクトの中心機能ではないため、プロジェクト・データベースはサポートされてない機能です。

プロジェクトへのデータベースの追加

データベースをプロジェクトに接続するには、データベースを作成するサーブレットを開始してください。 データベースは、プロジェクトと同じ名前を持ちます。つまり、gamemaster という名前のプロジェクトは、gamemaster という名前のデータベースを持つようになります。 このデータベースのパスワードを指定するように要求されます。 データベースのパスワードは、プロジェクトのパスワードとは関係ありません。データベースはほかのユーザと共有することになるため、ほかのパスワードと同じパスワードを使用しないでください。

ユーザに対するアクセスと権限の承認

最初は、データベースへのアクセス権は、プロジェクトオーナのみに与えられます。 データベースの作成処理を完了したら、独自の判断でプロジェクトのメンバーにアクセス権と権限を与えることができるようになります。 メンバーにプロジェクト・データベースへのアクセス権を与えるには、適切な権限を与える必要があります。 これには、MySQL の grant コマンドを使用します。 同様に、ユーザのアクセス権をプロジェクト・データベースから削除するには、MySQL の revoke コマンドを使用します。 プロジェクト・データベースのユーザが利用できる権限を選択、挿入、更新、削除、付与することができます。 JDBC、Perl DBI、MySQL クライアント・プログラムや MySQL をサポートするほかのインターフェースを使って、プロジェクト・データベースにアクセスするプログラムを記述できます。 特定のテーブルからすべてのデータを削除するには、次のコマンドを使用します。

delete from [テーブル名]